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「大丸用水現地見学③コース JR稲田堤駅~JR登戸駅」


2023年度ミューラボ事業の一環として、基礎講座「多摩川流域における用水の果たした役割」を神奈川県立歴史博物館館長望月一樹氏を招き、2023年5月27日(土曜日)に多摩区市民館4F会議室にて実施。座学で学習後、6月以降10月にかけ、大丸用水・周辺散策を企画。

大丸用水散策最後のルート、現地見学第3回目を10月14日に実施した。

JR南武線稲田堤駅に9時に集合し、南武線に沿った菅堀分岐三軒家堀は中野島用水と合流し、更に新三沢川に落水合流する(写真)。その後空堀を進むと二ヶ領用水と交差する。二ヶ領用水から南に流れる水が旧大丸用水ルートを潤す水となり、大堀(中野島)を進み砂川と合流、その後さらに進み北堀(中野島)と合流する。その後大丸用水はJR登戸駅東側の多摩川に落水(写真)する。その区間にある長念寺と登戸稲荷社を見学した。長念寺本堂(川崎市重要歴史記念物指定)では直接住職から解説があり、絢爛な豪華な装飾などを観覧することができた。

今年度、6月~10月の時期に流れる用水の水量は多く、全ての用水流路に用水が満たされていた。散策するたびに用水流路壁が人工的に整備され、自然の景観が少しずつ失われていくのは大変残念あるが、参加者の皆さんは明治からの時代推移の地図と対比しながら、果樹や地場栽培の野菜の生育など自然の現風景を味わうことができたのではないだろうか。ガイド解説に熱心耳を傾け、新たな知見にはため息が漏れるなど、現地見学を大変に満足された様子でした。

次年度にむけた企画などのご意見、お待ちしています。メール等でお寄せください!

2024年03月26日(火)

コロナ禍明け活動団体の一層の充実を図るため新規にミューラボの会員募集を致します。

散策・調査・探索・研鑽などが好きな方、イベントン事業の立案・作成・広報などに携わってみたい方、一般市民向けカストマーサービスに関わってみたい方、ご一緒に活動してみませんか。

資格・経験などは問いません。ご入会・お問い合わせを心よりお待ちしております。

団体メールアドレスまでご連絡ください! E-mail: mu.lab.2k@gmail.com

2023年10月29日(日)

  10月14日(土) 歴史・自然・文化・環境をさぐる用水と多摩川流域「大丸用水・周辺散策」現地見学③コース(JR稲田堤駅~JR登戸駅)が実施された。くもり時々晴れ間が除く絶好の散策日でした。秋季の用水量も多く、清らかな用水が果樹・田畑などに利用されていました。参加者の皆さんは、ガイド解説に耳を傾けるとともに、用水路や現風景を思い思い写真に撮るなど、楽しく散策ができたようでした。現地見学②実施の様子や参加者の感想等についてはArchive参加者の声に掲載しています。是非ご覧ください。

2023年10月4日(水)

    9月30日(土) 歴史・自然・文化・環境をさぐる用水と多摩川流域「大丸用水・周辺散策」現地見学②コース(JR稲城長沼駅~JR矢野口)が実施された。蒸し暑さがありましたが、残暑の日を彩ぎるくもり空の散策日でした。用水の水量も多く、透き通った清らかな用水が果樹・田畑などに利用され、参加者の皆さんにとって実のある散策ができたようでした。現地見学②実施の様子や参加者の感想等についてはArchive参加者の声に掲載しました。是非ご覧ください。

2023年6月14日(水)

   6月10日(土) 歴史・自然・文化・環境をさぐる用水と多摩川流域「大丸用水・周辺散策」現地見学①コース(JR南多摩駅~JR稲城長沼駅)が実施された。時折薄日も差す絶好の散策日よりでした。用水の水嵩も多い時期、豊富な水量の用水堰をはじめ稲作などの用水利用なども散見され、参加者の皆さんにとって楽しい実のある散策ができたようでした。現地見学①実施の様子や参加者の感想等についてはArchive参加者の声に掲載されています。どうぞご覧ください。

2023年6月11日(日)

  5月27日(土) 神奈川県立歴史博物館館長 望月一樹氏による基礎講座「多摩川流域における用水の果たした役割について」が盛況の内に終了しました。講座を終えてから会場から質問が沢山出るなど実のある講座となりました(小学生3年生からの質問もありました)。講師からは一つ一つ丁寧でわかり易い回答をいただきました。講座の実施状況についてはArchiveに掲載しています。どうぞご覧ください。

2023年5月16日(水)

    4月16日、多摩川と周辺の環境を考える多摩区の会(多摩川の会)事務局より講演会のテーマ「大丸用水歴史と現状」の講師依頼

大丸用水を歩くの散策ガイド依頼がありました。

講座は6月25(日)10時~中野島会館(於)、大丸用水を歩く②は9時30分~稲城長沼駅集合に実施予定です。ミューラボからは昨年度「大丸用水・周辺散策」ガイド担当メンバー(1-2名)が対応します。


2023年4月12日(水)

    4月の定例ミーティングで、本年度実施する基礎講座「用水の果たした役割について」と大松用水・周辺散策事業のチラシの検討、広報(チラシ配架先、ダイレクトメールなど)等について検討しました。

今年は新型コロナ感染も落ち着きもあり、基礎講座を現地見学散策の前に実施し、座学の知識を予め入れた後、現地見学を十分に楽しめる企画を用意しました。現地見学の時期も用水利用の時期を選び、季節感あふれる用水と周辺景観、実りの果樹・水田等が十分楽しめると思います。

HP上等の申し込みを開始しました!

基礎講座開講日は、5月27日(土)、現地見学散策は1回目は6月10日(土)、2回目が9月30日(土)、3回目が10月14日(土)を予定しています。ご期待ください。

2023年3月13日(月)

    3月の定例ミーティングで、昨年度に引き続き歴史・自然・文化・環境をさぐる「用水と多摩川流域」大丸用水・周辺散策を実施することが決定しました。2023年度は、現地見学を実施する前に基礎講座「用水の果たした役割について」を開催します。

開催日は5月27日(土)多摩区民活動・交流センター7F会議室10時~講師は神奈川県立歴史博物館館長 望月一樹氏お願いしました。望月氏は多摩川流域・周辺歴史史跡に詳しいエキスパートです。NHKの”小杉周辺歴史散策”ブラタモリで、随行した解説者としても有名です。元川崎市市民ミュージアムの学芸室長を務められた方です。どうぞご期待ください!参加案内など事業の詳細については、4月頃にチラシやネットにてお知らせします。

なお、現地見学は、水田風景、実のりの秋(果樹)などの風情が楽しめる6月、9月、10月に実施します。散策しながら、地域野菜や果物のショップ、味覚も楽しめそうです!

今後の予定