平成30年度 かわさき市民公益活動助成金事業報告(Program by funding report)

2018年度 現地見学②コース(中野島~向ヶ丘遊園)散策

現地見学②コース(中野島~向ヶ丘遊園)は、20181117日(土)一般参加者24名、スタッフ6名の計30名が参加して実施されました。

当日はウオーキングに最適の快晴!

中野島駅900に集合。江原代表挨拶のあと、本日ガイド担当の中村から掲示板を活用し、コースの概要説明がありました。

910に駅近くの是法庵に行きました。中野島に最初の入植者・万蔵院と子孫の田村家の墓ならびに和製唐紙祖・田村文平の墓についての説明がありました。参加者は、興味津々に聞き入っている様子でした。

9:30に新平瀬川水門に着き、洪水防止のため瀬替え(流路変更)が行われたことを説明。その後上河原取水堰を見学し、上河原堰では新旧地図と堰の構造についての解説が行われました。

9:40二ヶ領用水取水樋門を見学後、休憩。その後、稲田制水樋門に行き、工業用水取水についての説明が行われました。


10:10二ヶ領用水と新三沢川の交差点を通り抜け、ふだっ子橋に到着。筏道についての解説がありました。

10:20布田の草堰に到着。堰は手入れが十分に行き届いていない状態でした。

その後中野島の草堰に行きました。水草による浄化と置き石で流れが曝気され、この辺りの二ヶ領用水はとてもきれいでした。参加者はみな感心していました(写真は中野島の草堰)。

10:25道路対岸に大丸用水跡の立札に着きました。当時この辺りの村々は、大丸用水を使い、不足分は二ヶ領用水を使用したと言われています。跡地は雑草に覆われており、整備が行き届いていないようでした。

環境改善を図りたいものです!


10:40旧三沢川と二ヶ領用水との合流点に到着。この辺りは親水護岸として板柵護岸、竹柵護岸、石組護岸の見本が見られます。イチョウの黄葉が見ごろで遊歩道は気持ちよく散策ができました。

11:00橋本橋での道標の解説後、二ヶ領用水の流れの音を聞きながらの散策は、参加者の皆さんを癒したのではないでしょうか。ポンプアップの一本圦樋で休憩。珍しい稲刈りの終わった田んぼが眼の前にあり、田舎風景が見られました。

1110紺屋前堰では、当時二ヶ領用水が登戸一体を潤し、様々な商品取引などが活発に行われ、潤沢な生活が営まれていたとの説明がありました。


1110に台和橋に到着。この欄干に小泉次大夫のレリーフがはめ込まれています。橋の脇には生活用水が流されている山下川が流れ込んでいます。二ヶ領用水(本川)が汚れる要因の一つです。特に各家庭でのP(リン)系洗剤や油使用時の配慮が不可欠です。

これから先の下流はコンクリート3面張りの都市河川に変わっていきます。

1135小泉橋に到着。かつてはこの付近では、紀伊国屋旅館などが立ち並び、賑わっていました。国道246を横切り榎戸堰付近で、五か村掘、中田堀、逆さ堀の3堰についての説明がありました。

その後、踊り場のない急な階段で小田急線を超えると右前方に枡形山が見えてきます写真は五反田川との合流地点です。

向ヶ丘周辺にはかつて製紙工場がたくさんあり、豊富な伏流水を使っていました。向ヶ丘遊園駅に1205到着。

江原代表がまとめの挨拶をし、本日の現地見学は、無事終了となりました。

スタッフの解説や地図などによる説明で、内容に深みがでて、参加者はとても満足していたようでした。

(参加者インタビューをご参照ください)

現地見学②コースの様子は、下記のYouTubeでもご覧いただけます。

 


2018年度 現地見学①コース(登戸~溝口)散策

平成301020日(土)、今年度第1回目の現地見学が行われました。当日は天気に恵まれ、かつ日差しは柔らかく心地よい陽気で、散策にはうってつけの気候でした。参加人数は途中帰宅の方も含めて計21名と、多くの方に参加していただきました。

JR登戸駅に9:00に集合し、当団体からの挨拶、ガイド担当近藤から見学コースの概要などが話されたあと、905に出発しました。

出発してすぐの登戸駅北側交差点で、津久井道と多摩川の旧堤防跡を確認し、現在の堤防に着きました。その後、堤防上で水道橋や登戸の渡しの説明がありました。

927に「せせらぎ館」に到着し、NPO法人多摩川エコミュージアムの方から、多摩川や二ヶ領用水の概要など講話をしていただき、また参考資料もいただきました。

940に出発し、二ヶ領せせらぎ館の裏にある、江戸時代の水制装置である聖牛の模型、そして二ヶ領用水取水口と宿河原堰を見学しました。


昭和49年の狛江水害後、平成11年に改築された現在の宿河原堰を望む

昭和24年に宿河原堰ができる前の蛇籠などを利用した堰附近について、当時撮影した写真を基に解説


959に出発。その後はしばらく二ヶ領用水宿河原堀沿いに風景を楽しみながら歩き、1030に八幡下圦樋跡に到着。江戸時代前期の多摩川と用水の流れが現在と違うことを確認してもらいました。

すぐ近くの宿河原堀と交差する五ヶ村堀掛樋をみて、1037分頃、緑化センターに到着。1050まで約10分間休憩をとりました。

 

休憩後は久地に向かって再び宿河原堀沿いに歩き、途中で宿河原の徒然草の碑を見学しました。

 

 


 1105分頃、上河原堰からきた二ヶ領用水本川と、宿河原堀が合流する落合に着きました。

落合を出発し、久地駅前を通過。徳川幕府の将軍の鷹狩と関係する鷹匠橋を通り、久地の円筒分水に向かいました。

しばらく用水沿いを歩いて、久地の横土手跡を見学しました。

 


用水分水のため田中丘隅により設置された分量樋の跡付近を散見しながら、1140分頃、円筒分水に着きました。

新平瀬川と円筒分水の構造などの説明を交えながら見学しました。1200に円筒分水で一旦解散となりました。

その後は、JR・東急の溝の口駅方面に帰る参加者を当団体メンバーが案内をして、終了となりました。

今回、参加者の方々のご協力もあり、スムーズな現場見学の運営・進行ができたと思います。、次回以降、あるいは来年度以降の現地見学で、更なる工夫改善をして、より魅力的なイベントにしていけるように努めていきたいと考えています。

現地見学①コースの様子は、下記のYouTubeでもご覧いただけます。


2018年度 「歴史をさぐる二ヶ領用水と多摩川」基礎講座①『二ヶ領用水の役割と関わった人たち』

 平成30630()、梅雨明けの恵まれた天気のなか、かわさき市民活動センター会議室A・Bにおいて、当団体の平成30年度事業の基礎講座①が実施されました。講師は昨年度に引き続き、元川崎市市民ミュージアム学芸室長で、現在は神奈川県立歴史博物館学芸部長の望月一樹氏をお迎えし、講座のテーマは「二ヶ領用水の役割と関わった人たち」として講義していただきました。

 14:00開始の予定でしたが、参加者が数名遅れていたため、14:05から開始としました。最初に当団体代表江原から挨拶と講師の紹介があり、続いて講師の望月氏の挨拶と勤め先の神奈川県立歴史博物館の紹介がありました。

 

 

講義は14:11から始まりました。始めに二ヶ領用水(以下、「用水」と略す)の概要が話され、続いて絵図を用いながら「用水」が、どこをどのように流れていたかを確認しました。その後は略年譜を用いて、「用水」の大まかな歴史と、どのような村々が「用水」を用いて、どのような体制で維持管理がなされていたか、「用水」の取入口の場所と取入口設置時期に関する諸説などについて話がありました。

 

 

15:00頃からは「用水」に関わった人々の話に移り、まず小泉次大夫吉次について、その略歴とどのように二ヶ領用水と対岸の六郷用水を工事したのかという講義がありました。次いで田中休愚について、略歴と「用水」の改修と分量樋の設置について語られ、さらに平賀栄治と久地の円筒分水についての話がありました。最後に明治期の小泉・田中の顕彰運動により、両名の功績が有名になったという話を締めくくりとして、15:43に講義が終わりました。

 

講義の後、質疑の時間をとり、まず当団体の江原から用水工事の人数や用水の高低差につての質問があり、次に参加者から玉川の氾濫と「用水」の流路についての質問がありました。

 15:54に質疑を打ち切り、当団体の近藤より10月以降に行われる現地見学のオリエンテーションを行い、16:05に全て終了しました。

 

会場の定員に近い30名近くの方に参加していただき、望月氏の講義内容の充実さもあって、盛況なうちに基礎講座①を終えることができたと思います。今回の内容と、721日(土)に行われる基礎講座②と③の内容をあわせて、10月以降の現地見学に繋げていきたいと考えています。 

なお基礎講座②③、現地見学の各回については随時参加者募集中です。応募方法についてはhttp://kawasaki.genki365.net/gnkk09/mypage/mypage_sheet.php?id=139030を御覧くださ

い。(写真:石丸、記録:中村)

2018年度 「歴史をさぐる二ヶ領用水と多摩川」基礎講座②『紙の日本史と多摩川の紙漉き』

2018721()の終日、外は厳しい暑さの中、かわさき市民活動センター会議室A・Bにおいて、当団体の平成30年度かわさき市民公益活動助成金事業の基礎講座②と③が行われました。

 午前中の基礎講座②は「紙の日本史と多摩川の紙漉き」と題して、稲田郷土史会会長の鶴見邦男氏に、講演をお願いしました。

基礎講座は、10:05に開始となりました。当団体代表江原の挨拶と講師の紹介があり、続いて10:13には講師の挨拶、その後、講義が始まりました。

  

最初に紙の日本史として、楮などの和紙の材料・製法と産地の話や中国での紙の発明とその世界的広がり、古代から近代まで日本における歴史などの話がありました。

続いて10:50からは多摩区における紙漉きの歴史についての話に移り、まず概要と、多摩区で紙漉きが盛んになった理由が話され、次に江戸時代におけるこの地域の紙生産の中心であった玉川和唐紙が、どのように展開していったのかが語られました。

11:23からは近代以降、明治時代末頃から多摩区の製紙業の展開について、まず中小の家内工業を中心とした下等な浅草紙や桜花紙の生産(手漉き)が始まったこと、昭和以降は登戸中心に機械漉きの時代になったことが話されました。特に昭和以降の展開として、戦前に玉川製紙や登戸製紙などの工場が設立されたこと、戦中には登戸における製紙と陸軍登戸研究所との関係、戦後において登戸に製紙会社が並び立ったことなどが話され、11:45に講義は終了しました。

その後、すぐに質問の時間をとり、参加者からは、現存する(玉川)和唐紙はあるのか、浮世絵の紙も作っていたのか、「玉川」と「多摩川」の違いは何か、紙漉きにはどういう水を使っていたのか、等々の多くの質問がありました。

 

 12:00から10月以降の現地見学のガイダンスを当団体の青木・近藤が行った後、午後の予定について江原からアナウンスがあり、午前中の基礎講座②は12:14に終了しました。

(写真:石丸、記録:中村)

2018年度 「歴史をさぐる二ヶ領用水と多摩川」基礎講座③『染物の日本史と二ヶ領用水の染物』

午後の基礎講座③では「染物の日本史と二ヶ領用水の染物」と題して、NPO法人高津区文化協会会長の鈴木穆氏に講演をお願いしました

午後の基礎講座③は、参加者の方々が早めに集合したこともあり、定刻より少し早い13:55開始となりました。当団体の江原から挨拶と講師の紹介がありました。

 

 

 14:03からは講師の鈴木氏からラジオ深夜便に出演した時の話や染物・着物と関連するということで、高津区で手描友禅を制作している石渡弘信氏の紹介がありました。

14:14から講演に移りました。博識な鈴木氏の話は多岐に及び、まず溝の口付近の二ヶ領用水(六ヶ村堀)における染め物の話を中心に、それに関わる貴重な写真の紹介と説明なども加えて講義されました。

 

 

 

 

15:07からは大山街道商家の暖簾の話、溝の口宿付近の商店や川崎市内における染色や着物に関わる話を、講師ご本人の経験を交えて話されました。

最後に15:40頃からは関東大震災後に染物工場の更庄や日本工学(現ニコン)が移転してきたことにより溝の口が発展したこと、また実際の染色方法などについて話され、15:53に講演が終了しました。

 

 

その後、質問の時間をとり、参加者より染め物で用水に洗い流した水はどうなるのか、下流の水田に影響がないのかという質問がありました。

16:03に講師の挨拶、続いて江原の挨拶があり、午後の基礎講座③は終了しました。

 なお基礎講座③参加者全員が、基礎講座①・②の際に現地見学のガイダンスを聴講しているため、午後の現地見学のガイダンスは省きました。

 

 今回の基礎講座②③は、多摩川や二ヶ領用水に関わる生業・産業に注目した講演内容で、これにより川崎地域の過去や過去から現代における歴史に対する知識が深められ、現地見学において川崎市域当地における水の利用の様子を想像しやすくなったと思います。

また、講師の鈴木氏より、思いがけなくも嬉しい友禅工房見学等の提案もありました。この件については調整を図り、参加の皆様に詳細を発表できたらよいと考えています。

 なお、現地見学の各回については随時参加者を募集しています。応募方法についてはhttps://mu-lab-kawasaki.jimdo.com/event/助成金事業-program-by-funding/の募集要項を御覧ください。

(写真:石丸、記録:中村)

平成29年度 かわさき市民公益活動助成金事業報告(Program by funding report)

2017年度 現地見学➃コース(溝口~武蔵小杉)散策

平成30120日(土)、第三回目の現地見学が行われました。若干、気温は低めでしたが、天気には恵まれ、長時間歩くのにはちょうど良い気候でした。 9:00JR武蔵溝ノ口駅に集合し、やや遅れる形で9:06から代表の江原とガイドの青木から挨拶と説明があり、9:20に出発しました。

駅から川崎堀に向かう途中、大山道(矢倉沢往還)にかかっていた栄橋の跡を見学し、少しだけ根方堀を沿う形で濱田庄司の墓がある宗隆寺の前を通りました。

溝口神社に到着し、続いて大山道に出ました。

9:39に川崎堀と大山道が交差するところにかかる大石橋に着きました。そこから溝の口の街中を走る、真っ直ぐな川崎堀の新流路に沿いに、蛇行していた旧流路の痕跡を探しつつ歩くと、10:00には旧川崎堀と旧平瀬川が合流していた地点に着きました。

 


そこからは新流路を一旦離れて旧流路沿いに歩き、途中少し寄り道して二子塚の公園にあるトロリーバスを見学し、戻って旧流路跡である二子坂戸緑道を歩きました。
10:25に緑道の下流側の出口に当たる所に置かれた供養塔を見学しました。このあたりで新流路と旧流路が接近している。

10:53から休憩をとり、11:00に再開してすぐに川崎堀の七堰の一、井田堰跡と竹橋を見学。
11:07
に宮内水門、続いて木月堰跡を見学し、薬師橋を11:32に通過し、その後、川崎市域初の寺子屋が置かれた高願寺に辿り着きました。

 

11:45に神地橋を渡り、武蔵吉良氏の影響下で門前市が開かれた泉澤寺などを見て、12:03川崎堀の吐水路である渋川との分流点に到着。

参加者へのインタビューの後、解散となりました。

 

現地見学➃コースの様子は、下記のYouTubeでもご覧いただけます。 


2017年度 現地見学③コース(中野島~向ヶ丘遊園)散策

平成291118日、第二回目の現地見学が行われました。
天気予報では雨の予報でしたが、当日は時たま雨粒を感じる程度で、少し肌寒く感じましたが散策には向いている気候でした。ちょうど、二ヶ領用水沿いの木々の紅葉も見頃を迎えていました。

JR南武線中野島駅に大人17名、小学生1名、計18名とミューラボメンバー8名が集まりました。
今回、一般参加者に加え、かわさき活動センター職員の金田さんが助成金事業活動の見学で参加、また大学連携事業における活動視察で2の専修大学生の参加がありました。
 定刻の午前900分から代表の江原と本日のガイドである副代表の青木から挨拶・注意事項・本日のルート確認後、中野島駅を出発しました。

922分に多摩川の土手に着きました。そこから少し上流に歩けば遠くに上河原堰が、また近くに新三沢川の水門が見えてきます。 堰と水門、次いで上河原の取水口を見学したあと、944分、取水口横で休憩をとりました。

950分、休憩を終えて出発し、二ヶ領用水と新三沢川の立体交差点、布田と中野島の二つの草堰、大丸用水の掛樋跡などを見学しました。

1015分に旧三沢川と二ヶ領用水の合流点、ついで1030分頃に橋本橋を過ぎました。
その後、一本圦樋跡、紺屋前堰跡など登戸一帯を潤した堰の跡を見学しました。

 


1052分に小泉次太夫のレリーフある台和橋と山下川との合流地点に到達しました。

1113分に旧津久井道と二ヶ領用水が交差する地点に架けられた小泉橋を見学し、近くの榎戸堰の位置を確認したあと、1125分から何人かの参加者にインタビューを行いました。
その後、五反田川と二ヶ領用水の合流点を見学して、1145分に小田急線向ヶ丘遊園駅で挨拶して解散となりました。

現地見学③コースの様子は、YouTubeでもご覧いただけます




2017年度 現地見学②コース(登戸~溝口)散策

93日(日)、第一回目の現地見学を実施しました。92日(土)は雨天だったため翌日に延期となりました。好天に恵まれ絶好の散策日和でした。
急な予定変更にもかかわらず、11名の参加者と7名のミューラボメンバーが集合場所のJR登戸駅改札前集合。
参加皆さんの集合が早かったこともあり、早めの午前847分に開始。代表の江原と本日のガイドである副代表の青木から挨拶・注意事項・本日のルート確認後、登戸駅を出発しました。

旧津久井道から多摩川に出て、登戸の渡し場跡付近や大丸用水を確認した後、二ヶ領用水の宿河原取水口・宿河原堰を見学しました。

 

その後は宿河原堀に沿う形で、桜の深緑や宿河原近くの畑の様子を楽しみながら歩き、八幡下圦樋跡や宿河原堀と交差する五ヶ村堀掛樋をみて、1020分頃、緑化センターに着き10分間の休憩をとりました。

 

休憩後、久地に向かって再び宿河原堀沿いに歩き、宿河原の徒然草の碑を見ました。
10
47分頃、落合に着きました。 久地駅前を通過して、徳川幕府の将軍の鷹狩と関係する鷹匠橋に向かいました。

 

しばらく用水沿いを歩いて、久地の横土手跡を見学し、江戸時代に分水のため田中丘隅により設置された分量樋跡付近を見学しました

1130分頃、円筒分水に着きました。
大山道(矢倉沢往還)と二ヶ領用水が交差する大石橋まで歩きました。

 

1153分にその大石橋に着き、ほぼ予定通りの1200分頃、溝の口駅近くで解散としました。

 

ところで、当団体の事業実施企画「歴史をさぐる用水散策」が、2017826日(土)付で神奈川新聞朝刊に「市民団体が企画二ヶ領用水探訪」のタイトル名で、紹介されました。
今回の現地見学では、この記事をご覧になり直前に申し込まれた方もいました。

 

現地見学の様子は、YouTubeでもご覧いただけます。


2017年度 基礎講座の開催

722日(土)、基礎講座「川崎の発展に寄与した二ヶ領用水」が、かわさき市民活動センター会議室で開催されました。
講師に望月一樹氏(シルク博物館 学芸担当課長)をお招きし、二ヶ領用水についてご講演いただきました。
参加人数はメンバー含め、総勢20名余りでした。

9:30に開場、定刻通り10:00に開始。はじめに、ミューラボ代表の江原より挨拶、そして講師の紹介がありました。
講演は、講師の挨拶から始まりました。現在お勤めのシルク博物館のある横浜の居留地は、飲用水用に二ヶ領用水から水を引いていたこともあり、実は関係が深い所であると語られました。

「はじめに」として二ヶ領の概要や、「二ヶ領用水の歴史」として徳川家康の関東入府から昭和に至るまでの用水の歴史について話されました。
 次に「二ヶ領用水の全貌」として流路や取水口、分量樋・円筒分水など現地見学で実際に訪れるポイントについての講義があり、続いて「二ヶ領の用水の維持管理」にまつわる用水路組合のことが話されました。

 

最後にまとめとして、二ヶ領用水は江戸時代には農業・飲用水に用いられる川崎にとっての「いのちの水」であったこと、近代には工業用水として使われたこと、川崎市域の細長さは用水を利用していた人たちが川崎市を形成したからであることなどから、二ヶ領用水が川崎の発展に寄与したといえるという結論を述べられました。

 

11:15からの質疑応答では、「二ヶ領の二つの領はどこでわかれていたのか」「用水に水車はあったのか」など参加者から様々な質問があり、大いに会場は盛り上がりました。

 

11:32からは、メンバー青木による現地見学のオリエンテーションが行われ、地図を用いながら現地見学の各回コースや注意事項についての説明がありました。
11:50
、基礎講座は盛況・成功裏のうちに終了となりました。